航空母艦ロナルド・レーガンを解剖

巨大航空母艦ロナルド・レーガンをご存知でしょうか。 3月11日の東日本大震災のときも、13日には被災地へ到着し救援活動を支援していました。今回は、その巨大空母ロナルド・レーガンをご紹介します。

    ■ニミッツ級巨大空母
    2001年に進水したニミッツ級(空母シリーズの艦級)空母のロナルド・レーガン。その巨大さをご紹介します。 全長はサッカーフィールド3面分(約330メートル)、水面からの高さは20階建てのビルに相当。乗組員は約6000人だそう。
    想像もつかないほどの大きさを誇る巨大さだということはお分かりいただけると思いますが、街を歩いて20階建てのビルを見上げると、これがロナルド・レーガンと同じ大きさを実感できそうですね。広大な海にいると普通なのかもしれませんが、20階建てのビルが海に浮かんでいると思うと不思議です。そう、もう海に超巨大ビル、むしろ街が浮いているようなものです。
    ちなみに建造費は日本円で約1兆円、建造期間は約7年だそう。こちたも想像を絶する金額と時間!

    ■超危険な飛行甲板
    まず海上に浮いているわけですから、波に揺れる揺れる。超巨大な船でも揺れる揺れる。
    そんな不安定な状態で、常に戦闘機が離着陸しています。そして驚きなのが、戦闘機が陸上で飛び立つには約200メートルの滑走路を走っているのだそうですが、この空母の甲板は90メートル。陸上の滑走路の半分の距離の不安定な甲板から飛び立たなければならないのです。しかも、30秒に1回は離着陸が行われているという、超危険な甲板なのです。
    これは相当な技術が必要らしく、悲しいことに年間数十人が離着陸時に亡くなっているそうです。
    この空母から飛び立つ戦闘機のパイロットは、当然ながらプロフェッショナルの中のプロフェッショナルなのです。

    ■危険な甲板を行きかう約500人
    上でもご紹介したとおり、甲板はとても危険です。その危険な甲板では、常に死と隣り合わせに約500人が行きかっているのです。その500人は、戦闘機への燃料補給のための部隊や、戦闘機に装着するためにミサイルを運ぶ部隊等。 まず燃料補給の部隊は、常に数十機の燃料補給をし続けるため、十数時間ぶっ通しで燃料を補給し続けることも多いのがとか。そして燃料の管理も行っているという。
    そしてミサイルを運ぶ部隊。こちらも途轍もなくハードで、そもそもミサイルを運ぶという時点で恐ろしいことですが、彼らはもちろん装着も行います。そしてなんと機械を使わずに素手でミサイルを装着するのだとか。驚くことに、450キロ以下のミサイルは素手で装着し、きちんと装着できたか否かの確認は、素手でミサイルを揺らして確認するのだそうです。血の気が引く光景です。 また、数人がかりでミサイルを装着するにも、相当な重さのミサイルですから、ヘルニアになってしまう人が続出だとか。 危険と隣り合わせの人たちが、危険な甲板を行きかっているのです・・・。

    ■乗組員の楽しみ
    空母の中にはもちろん食堂があります。というわけで、もちろんシェフがいます。そのシェフも軍人です。約6000人がいる空母のシェフは大変です。
    またまた驚くことに、一日2万食を作るのだそう。肉の量で表すと、3トンもの量を焼くのだとか。想像を絶する数字に唖然です。この食料を補給する作業も、巨大空母ならではで、揺れる空母が物資を受け取る搬入(?)作業は、6時間にも及ぶのだそうです。

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